受け取れるかどうかは精神状態やタイミング、状況に左右される
<2017.9.30>
仕事としてスピリチュアルセッションをやっている友達が、相談者の理解のレベルに合わせて、話す内容を変えていると言うことを話してくれた。理解のできない視点から話しても、かえって混乱をさせてしまうことがあるのだと言う。そう言うとずいぶん上から目線のように感じるかもしれないが、それはメッセージを受け取りやすくする配慮だと思う。
受け取る側の状態や精神レベル、タイミング、その他の状況によって、そのメッセージを受け取れる時もあるし、そうでないこともあるらしい。
このブログも多分そうで、最近書いていることが全然わからないと言う人もいるかもしれない。そもそも書いている内容が必要ないと言う人もいると思う。最近のブログの内容は、以前より少し前向きな話を中心に書いている。私の今の状態が、鬱状態を抜けて、物事を肯定的に捉えられるようになったからだ。
一番苦しいときを脱した自分が経験したことを、今現在辛くて仕方がない人に届けばいいなと思いながら書いている。つたないなりに、読んで下さる人が、生きづらさから解放されて、幸せになれることを願って書いている。
ただ、精神状態やその人の性格、状況、タイミングなど、色々な要素によって、そういう前向きな話を受け取れない人もいるかもしれないなとは思う。
私も以前、精神状態がどん底だったとき、明るく前向きな話はどんなに良い話でも、自分とかけ離れすぎていて全く受け取れない時期があった。そして、前向きなことを少しも実践できない自分にイラついたものだった。それどころか、それを書いている文章の書き手にも怒りを覚えることさえあった。
今はその頃より大分精神状態が安定しているので、その書き手が言わんとしていることがわかることも多い。昔読んで少しも理解できなかったスピリチュアルの本の内容が、わかることもある。だけど、生きるのがいっぱいいっぱい、何もしたくない状況のとき、前向きな話は苦痛なだけだと思う。
そういう状況に今あるなら、ご自分を責めないであげてほしい。一人一人みんな違うから、私のやり方が合わない人もいると思う。
でも、たくさんあるブログの中からこのブログに辿りついて、この文章を目にしていることは、多分何かしらの意味がある。
自分を責めることなく、受け取ってもらえる部分を受け取ってもらえたらいい。
今理解できなくても頭の隅に置いておいてもらえたら、何かのタイミングで腑に落ちることもあるかもしれない。
そして、最近のこのブログの内容が肯定的に捉えられるという方、タイミングが合ってきているのだと思う。今までの身に着けた古いやり方を捨てて、新しい生き方にシフトするときだ。それは勇気のいることだと思う。
けれど、それを受け取って実践する準備ができたことを、あなた自身はもうわかっているのではないだろうか。