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貯め込もうとすればするほどお金は逃げていく
<2017.9.29>
友人にいつもお金がなくて、困っている人がいる。いつも生活に追われ汲々としている。
お金のない状況を明るく楽しめるというもいると思うが、彼女はいつも辛そうだ。
何かを選ぶ価値基準が、損するかしないかだけになっている。買い物をするときも、自分が気にいるかどうかより、安いかどうか。物を買うといった行為に限らず、この行動をすることでそれに見合う対価が得られるかを考えるのだと思う。
彼女を見ていると、貯め込もう、貯め込もうとする思考が、逆にお金を遠ざけているように見えてしまう。
常にお金がないところにだけフォーカスしているから、そのお金がない状況を更に引き寄せる、そんな感じ。
そして何より、安いものだけを買う行為は、自分はそれに見合う人間だと、宣言しているようなものだと思う。誰に向かって? スピリチュアル的に表現するなら、宇宙ということだろうけれど、多分自分自身に向けて。自分はそれだけの価値しかないと常に自分に言い聞かせているのだ。それだけの価値しかないと自分が信じていれば、それに見合うものしか受け取れない。
彼女は、一頃の私にそっくりで、そこから早く抜け出せるといいのにと思う。
私も買い物をするたびに罪悪感が出て、欲しいものを手に入れても、心から楽しめなかった。
嬉しいはずなのに、お金を使ってしまったという自分を責める気持ちの方が大きかった。セルフイメージの低さが根底にあったと思う。
お金もエネルギーだから、ある程度循環させないと、巡り巡って自分のところには帰ってこない。貯め込もうと貯め込もうとすれば、却って逃げていく。そのことを知って、循環させることを意識してし始めると、前よりはお金が回るようになってきた。
そのことを彼女に話したりする。けれど、彼女がそれを受け入れてくれるかはわからない。科学的な裏付けのある話ではないので、最終的には信じるか信じないかの話になる。友人としての関係性を考えると、その部分にあんまり立ちいってはいけない気持ちもあって、それ以上言えなくなる。
多分、友人や一頃の私と同じように考えて辛くなっている人は多いと思うので、記事にしてみた。
お金を循環させる小さな方法として、募金箱を見つけたら小銭を入れる方法も試している。返ってくるかもしれないし、返ってこなくても誰かの役に立つかもしれないなぁという、気楽な気持ちで。
ただ、これをテクニックとして、お金が大きく戻る方法としてやると、うまくいかないんじゃないかと思う。
動機が損したくないという不安に向いているので。気楽に楽しく出すのがいいと思う。
お金を払うときも、出したくないというネガティブなイメージを乗せないで、ほしいものが買えて嬉しいと思いながら出すようになった。
収入からかけ離れた高額なものに散財しろと言っているわけではないので、そこはご注意くださいね。
(セルフイメージが変わると、お金が入ってくるのを自分に許せるようになります。
こちらの記事も併せてどうぞ 『昇給。セルフイメージが上がると現実が変わってきた』)