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嫌いな上司が出てくる夢の意味
上司の夢を見た。
人を見下したような態度を取る高圧的なこの人がずっと苦手だった。
元々話すのがうまくないのに、余計萎縮して話せなくなる。
上司も私のそういうおどおどしたところや、いつまでも懐かないところを嫌っていると思う。
嫌っていることが感じられるから、余計に苦手意識を持ってしまうのだが。
夢の中で、私は上司に仕事の内容について淡々と話していた。
淡々とはしているが、いつもある緊張感はなくて、上司の口調にも険がない。
少しだけ受け入れられているような印象を持った。
上司が出てきても出てこなくても、会社の夢を見るときはいつも、乗るはずのバスがなかなか来ないとか、忘れ物をして時間がないのに家に戻らなくてはいけないとか、会社に来ていく服がどうしても見つからないとか、追いまくられるような夢ばかりだった。
焦ってパニックに陥って、起きてもぐったりと疲れ切っているような夢。
受容されるような穏やかな会社の夢って、多分今の会社に入って初めてだと思う。
「夢なんかに意味はないでしょう?」
多分そうなのだろう。科学的な裏付けはないし、夢のメカニズムもまだ解明されていない。
けれど、個人的には、自分の精神状態を量るのに、夢は結構適していると思う。
深層心理の影響を色濃く受けているように思える。
夢から覚めたとき、何かしらの制限が解かれたような感じがした。
根拠はなくてただのイメージ。
外の事情は何も変わっていない。上司との関係性も。
以前に比べて、この上司とかかわる仕事上の案件が少し減ったことはひとつあるかもしれない。
夢の中とか、想像の中ですら上司と普通に話すことはできないと自分に制限をかけていたのが、少し緩んだ感じだ。
多分色々なことを自分に許してこなかったのだ。
苦手意識や嫌悪感でがちがちになっていた。
別にこの夢が契機となって、上司との関係性が改善するとか、そういうことを思っているわけではない。
予知夢だったらいいけど、まあ違う。
単に、自分の気持ちが変わった兆しを見出したいのだろうと思う。
外の状況に変化がなくても、自分の気持ちが緩んでいれば楽になる。
それは、単なる気の持ちようってことなのだが、気の持ちようを変えようとしても、いい方に考えることがずっとできなかった。だから、いいことなんだろう。
というか、もういいことにしてしまうことにする。
そう考えた方が楽だから。