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結果が出るまでには少し時間がかかる
新しいことを始めたり、今までのやりかたを変えたりしたとき、結果ってすぐにはついてこない。
多分それが勉強や仕事、趣味やダイエットとかでもそうだけど、結果出るまでにはタイムラグがある。
稀に才能や運に恵まれて、すぐに結果を出せる人もいるけれど、多分そう多くはない。
「こんなに頑張っているのに」「やっぱり自分には才能がない」
成功体験の少ない人間は、努力が空回りしているように思えて、途中で投げ出してしまうことが往々にしてある。
やり続けていれば結果が出るということを知らないから、前向きな気持ちを保つのが難しい。
時間を無駄に使っている気がして、気持ちがざわつく。
そしてやっぱりくじけて諦めて、できない自分を自分の中にインプットしていく。
次からのチャレンジは更に厳しいものになる。
頑張りが認められた経験があれば、結果が出るまでに時間がかかっても、いつか報われる日を素直に信じることができる。悲観的にならずに未来を見据え、失敗する自分をイメージすることなくやり続けられる。
結果を出せない人間は、結果を出している自分をリアルに思い描くことができない。
「自信」って自分を信用すると書く。つまづいてうずくまった人間は、自分を信用できない、自信のない状態が普通になっているのだ。
そこから気持ちを逆転させるのは、かなり難しい。
凝り固まった「自分はダメだ」という呪いは、そう簡単には解けない。
人は何も為さなくても、本当はそれでいい。
何も為さなくても、生きているだけで価値があって、人は生きているだけで尊い。
けれど、努力したから報われるという観念が染みついている私たちには、「これだけ頑張ったから結果がついてきた」という考え方の方が受け入れやすい。
悟りを開いているわけでもない私たちは、何もしていない自分を尊いとは思えないし、受け入れがたい。
だから、結果が出るまでやり続けるしかない。焦らず淡々と。
メソッドも近道もなくて、やり続けるだけという退屈でシンプルで奥深いアクション。
それでも一度結果がついてきたら、次からのチャレンジはかなり楽なものになる。
「自分はダメだ」という負のスパイラルから抜けて、自分を少しだけ信じられるようになる。
その日はきっと来る。続けた時間は無駄じゃない。
結果が出るまでにはタイムラグがあることを知って、焦らず続けていけば、きっと道は開かれる。