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小さなことに動揺しないセルフコントロールのための瞑想


小さなことに動揺しないセルフコントロールのための瞑想

最近やり方を教えてもらって、瞑想を始めた。

瞑想には、直観力が冴える、集中力がつく、頭がスッキリする、生産性が上がる等、様々な効果があるとされている。
副産物的にそういうことが得られたらいいと思うが、私が瞑想を始めた一番の理由は、心の平安、安心感を得たいからだった。

緊張を感じやすい・不安になりやすい・些細なことに動揺しやすい、そういう性格を少しでも変えたい、外側の状況に過剰に反応せずに、セルフコントロールを身につけたいという思いがあった。

瞑想にも色々なやり方があると思うが、教わったのは次のような方法だ。

静かな場所で、座禅など自分が楽な座り方で座り、手は自然な感じで膝などにおく。このとき人差し指と親指をつけ、印を結ぶポーズを取ってもいい。

背筋は真っ直ぐ伸ばし、姿勢を正す。
自分の呼吸を意識して、ゆっくりと鼻から息を吸って眉間の辺りで3秒ほど溜めて、ゆっくりと鼻から息を吐く。

眉間の辺りに太陽の光りを入れるイメージ。眉間は第6チャクラ、いわゆるサードアイと呼ばれるところで、直観力、想像力などに関係するとされる。
吸う呼吸よりも吐く呼吸を長めにして、吐ききる。

このゆっくりとした呼吸を繰り返す。
息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹が凹む腹式呼吸ができれば尚いい。

目を閉じると脳はその空白を埋めようとして余計雑念にとらわれやすくなるので、基本半眼。
リラックスしてくると、どうしても目が開かなくなる瞬間があるが、5秒くらいなら目をつぶってもよくて、その瞬間が去ったらまた半眼にする。

瞑想中は心を空白にして何も考えてはいけないと思っていたが、何かが頭に浮かんできても構わないそうだ。
浮かんでくる思いを浮かんでくるままに感じて、その都度ただ流していく。

座っていて姿勢がつらいとかそういう気持ちが浮かんでくることもあるが、楽な姿勢を探したりせずに、それも流していく。
流していくと、色々なとらわれが気にならなくなっていく。

瞑想ってなんだか難しそうに思っていたけれど、ただこれだけだ。

瞑想して深い呼吸を意識すると、自分がいかに浅い呼吸しかしていないことに気づく。
浅い呼吸は交感神経を過剰に働かせ不安を呼ぶが、深い呼吸は、副交感神経を優位にして自律神経を整える。

瞑想していると、うとうととして気持ちがいい。
眠っているわけでも起きているわけでもないどっちつかずの不思議な状態。
穏やかでリラックスした時間が流れていく。

前は考え方や気の持ちようだけでどうにか不安を払拭しようとしたり、メンタルをコントロールをしようとしていて、もちろんそれもあるのだけど、それだけではどうにもならないことも多くて、身体的な面からのアプローチって大事だなと思うようになった。

ストレスが軽減されて心が落ち着く。
心なしか頭がスッキリするような気がする。寝る前に行えばよい眠りが得られるそうだ。

とりあえず頑張りすぎない感じでサボる日もあるが、寝る前の一日15分程度を目安に続けている。




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