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願いや夢を叶える本当にシンプルな方法
新しい体験をすると願いや夢が叶いやすくなることを聞いた。
ここでいう新しい体験とは、叶えたい夢に関わりそうな体験ということだ。してこなかった体験を求めて何か行動を起こすことが大事なのだ。
私達はともすれば、思考だけで現実を変えようとしがちだ。
他力本願的に、ただ願うだけで夢が叶ったらと夢想してしまう。
例えば間違った解釈の「引き寄せの法則」のような感じで、強くイメージしさえすればほしい現実が引き寄せられると思ってしまう。
でも思考と行動には天地程の大きな差がある。
「願いを叶える為には意識を変えよう」とはよく聞く言葉だけど、意識を変えた結果、行動が変わるから、違う現実が反応する。
意識を変えただけで何ひとつアクションを起こさなければ、昨日と同じ現実が待っているだけだろう。
何年も同じ生活を続けて、結局夢は叶っていない。その状態がこれからもずっと続くのだ。
新しい体験をしようと思えばリスクも伴う。
お金が掛かるかもしれないし、知らない人に会うのは疲れることだし、実際に行動を起こすことは億劫なことだ。
今まで続けられなかった何かを続けることも、続けるという意味で新しい体験で、それはそれで大変なことだと思う。実際に続けてこれなかったから今があることを考えれば。
未知なる体験をするには勇気が必要になる。
けれど、三次元に生きる意味は、現実世界で実際に動くことだろう。
才能あふれた小説家希望の人がいて、どんなに素晴らしい小説を考えていたとしても、頭の中にあるときは誰も読むことができない。芸術作品もまた同じで、作品として昇華して初めて人は見ることができる。
実際に人が見たり触れたり聞いたり感じたりできる何かに変換することで、他の人に作用させることができるのだ。
それは作品を作るといった成果物に仕上げることだけじゃなく、誰かに想いを告げたり、資格試験を受けたり、違う町に引っ越したり、今とは違う会社に転職するといったことかもしれない。
小さなことでも新しい行動を起こすことで、違う側面が開く可能性が出てくる。
頭の中だけにある事柄は、他の人にとっては存在しないに等しい。
だからといって、自分の頭の中にある事柄に意味がないわけではなく、自分の中のこうしたいという思いが出発点になる。
願いがなければどっちに動いたらいいかの検討もつけられない。
願いや夢を現実に存在させる為に、ほしい結果から逆算して、関係のありそうな新しい行動を取る。
それでもやはり思ったような結果が出ないこともあるだろう。
けれど、棚からぼたもち式にただ口を開けて待っているより夢が叶う確率はずっと高くなる。
実際に動いて、今とは別の位置に身を置くことでしか見えてこない手がかりを見つけるのだ。
夢が叶う到達点はすごく遠くに思えるけれど、案外そう遠くはないのかもしれない。