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行きたくない飲み会に行く為に
先日会社の飲み会があり、酒席が苦手でお酒も飲めない私は当然行きたくない。
行きたくないが少人数の会社なので、何か予定があると断っても、じゃ日にちをずらすからと言われるのは分かりきっている。それをつっぱねるだけの覚悟も度胸もないので仕方なく参加することにした。
たまらない憂鬱感。それを楽しみにする人もいるだろうし、楽しみとは言わないまでも社会人として割り切って参加する人が大多数だろうに、それが出来ない自分をなさけなく感じて鬱々としてしまう。
なんで飲み会なんかあるんだろうと思う。社会人だから行くのが当然という狭い常識で縛ってほしくない。物心ついた頃から集団行動が苦手だ。
一般的な会社は仕事を円滑に行う為に、チームで行動してすることが多いが、そういう体制をとても窮屈に感じる。場を乱さない行動が求められて、それにふさわしい行動をとれる人なら誰でもいいというなら、それは私じゃなくてもいいということだ。
そんなことを考えて、到底気楽には行けそうになかったので、断薬4ヶ月目だったが、前日に残っていたメイラックスを一錠だけ服用した。
久しぶりの薬はよく効いて、気分はクリアで爽快だった。目の乾きや不快な症状もすぐには出てこない。酒席の会話もいつもよりはスムーズに進む気がする。笑顔も自然で、苦手なお酌もできないこともない。二次会はカラオケだったが、これも参加することができた。まぁ、歌までは歌えなかったけれど。
二次会はいつも断っていたので、少しだけハイテンションだったのだろう。
こんなクリアな状態が続くならまた服用したいと思うが、徐々に効果が薄れていくのはよくわかっている。
一日だけの魔法を享受してみる。
それ以降メイラックスは飲んでいない。断薬継続中だ。