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自分ではどうにもできないことを考えるのをやめる
気づくと自分ではどうにもできないことを考えている。
自分の力ではどうすることもできないことを考えて苦しくなっている自分がいる。
終わってしまった過去のこと、もう自分でできることは終え結果を待つしかないこと、まだ起こっていない未来に対する不安、自分が持ち得ない能力や才能…そして他人の気持ち。
考えて対処ができることなら、それをさっさと実行すればいいのだが、自分が介入できないことをぐるぐると考え続けている。
そして疲れ切る。
特に人の気持ちは操作することはできない。
私に対してだけ不機嫌にふるまう人がいる。私が嫌いなのだろう。
私の言動でその人がどう思うかをずっと気にしてきた。自分がどう感じるかではなく、その人がどう感じているかということにずっとフォーカスしてきた。
私の人生なのに、少しも主体的ではなかった。
欲深いのだろうと思う。諦めきれないのだ。どうにかすれば関係が修復できると考えていたのかもしれない。でもその人にとって、私が何を言おうか言うまいが、同じことなのかもしれないと思うようになった。
いい子ぶっても、そんな底の浅い迎合は見破られる。相手も胡散臭さを感じるだけだろう。
その人に好かれたいと思っていたが、周囲の手前もあって、好かれた方が自分の利益になると無意識に考えていたのだろう。
私自身がその人を好きではなかったのに。
その人に対する行動を故意に変えようとは思わないけれど、その人の気持ちにこだわるのはやめよう。考えても自分の力ではどうにもならないこともある。執着しても余計苦しくなるだけだ。
諦めて手放してしまえば、結果は変えられないかもしれないが、少なくとも自分の思考で延々自分を苦しめる必要はない。
結果が出たら諦めて受け入れればいい。
楽しいことで心を満たすのだ。そうすれば不安感は相対的に小さくなる。楽しいことを考えるのを阻んでいるのは他ならない自分だ。
自分ではどうにもできないことを考えるのはもう終わりにしよう。