潜在意識を味方にする。質問力で叶えたい現実を引き寄せる方法
<2016.12.21>
誰しも日常で自分に対する問いかけを発していると思う。
そのとき、どんな風に質問を投げかけているだろうか。
実は、この質問には2種類あって、その質問の仕方によって、自分が望む現実を引き寄せる場合と、引き寄せたくない現実を引き寄せてしまう場合があるのだそうだ。
一つ目は、「なんでできなかったの?」という、できない理由を探させる原因追求型の質問。
「あのとき、どうしてあんなことを言ってしまったの?」
「なんでいつも仕事で失敗してしまうの?」
「どうして皆が簡単にやっていることができないの?」
「どうしていつまでたっても就職が決まらないの?」
「なんでダイエットが長続きしないの?」
「なんで恋人に振られてしまうようなことをしてしまったの?」
この質問を投げかけられると、脳は一瞬にして、できない理由を捜し始める。
その結果、どういうことが起きるかというと、潜在意識は自動的にできない現実を引き寄せてしまう。
そして望まない現実は、ないこと、できないことをますます強化していく。
原因追求型の質問は、自分を責める方に向きがちな質問だ。
原因を追究することもときには必要だけど、過剰にやりすぎれば、惧れが出てくる。
少し前までの私も、自分に対する問いかけは、この一種類の方法しか使っていなかった。
「なんでいつも人間関係がうまくいかないの?」
そして、この問いに見合うネガティブな現実を引き寄せていたのだ。
けれど質問にはもう一つあって、できる理由を探させる問題解決型の質問だ。
「あんなことを二度と言わないためにはどうすればいい?」
「仕事で成功する為には、何か必要?」
「できることを増やしていくためにはどうしたらいい?」
「面接を突破する為には何をしたらいい?」
「痩せてキレイになる為にはどんな方法がある?」
「魅力的な女性になる為にできることは?」
今度は、潜在意識はどうやったらできるようになるか、その答えを探し始める。
この質問の仕方を使うようになって、答えのヒントがそこかしこにあることに気づくことができるようになってきた。
本屋さんで目についた本や、ふとつけたテレビ、電車で他の人が会話している内容、一見自分に向けられたものではないものの中にも、ヒントが隠れていることがある。
後は、潜在意識の示してくれるヒントを、自分を責めることなく実践していけばいい。
「よい人間関係を作っていくためにはどうすればいい?」
最近は、そんな問いかけをするようになった。