なぜ無口で大人しい人の事をキモいと言うのだろう
<2017.6.1>
(「みんなの生きづらさ」/投稿者: ラフレシア さん)
(※ラフレシアさんは以前に「みんなの生きづらさ」に投稿して下さっています。そちらの投稿はこちら「正社員から契約社員に『格下げ』になる」「病弱な人に対する理解のなさ。それが私の生きづらさの一つ」
とうとう言われてしまった。『キモい』と。
最後はいつもここに行き着く。
恐らく、私のネガティヴな性格が全体の雰囲気から‘負のオーラ'のように滲みでているのだろう。
粘着質で、すぐ気にする性格。極度の人見知り。そういったものを他の人は本能的に感じ取り、それをキモいと表現するのだろう。
今日も風邪をひいて体調が悪いのをおして出勤していた。
月末で忙しいので、とにかく目の前の仕事をこなすことに集中しようとしていた矢先の事だった。
職場の女子トイレでの出来事だった。ちょうど昼食後の歯磨きをしていた同僚がいたので、手を洗わせて貰おうと『すみません』と声を掛けた直後の事だった。
その同僚が体を避けてくれたと思ったのは私の都合のよい勘違いだったようだ。キモい私が近づくのを避けるために体をよけたのだ。
私だって好きで暗いわけではない。他の一般的な人達のように『明るく、軽く、かろやかに、ライト感覚』になれないのだ。
疲れた。一人になりたい。
人はなぜ無口で大人しい人の事をキモいと言うのだろう?こちらはなんの敵意も悪意も抱いてないのに。
いや、それどころか、その人に完全に無関心だったりするのに。あきらかに、どんな人から見てもおかしな『奇行』があるなら話は別だが。
それとも、世間一般の人から見ると、無口・喋らないという事自体が立派な奇行、悪意なのだろうか。
もうすぐ私も職場を解雇されそうだ。
以前いた派遣社員さんが私とタイプが似ていて、一番話しやすかったが、その派遣社員さんも仕事が遅いという理由で解雇されてしまった。
疲れた。本当に疲れた。ボロボロに疲れた。