アルコール依存症回復への道を歩んでいきます
<2017.7.4>
(「みんなの生きづらさ」/投稿者: むんむん さん)
私は現在三十七歳でアルコール依存症です。
アルコール依存症だった父は私が小学五年の時に三十八歳で亡くなりました。
父は酒乱でした。私も酒乱です。
私は今まで多くの物を壊してきました。多くの人に暴力を振るってきました。
多くの人を傷つけ、そして心配、迷惑をかけてきました。
酒を止めなければいけないと思っていましたが止められませんでした。
暴れては警察沙汰になり留置場に十数回入りましたが酒は止められませんでした。
刑務所にも二回入りましたがお酒は止められませんでした。
そんな生活を送っていた昨年、若い女の人の幻覚を毎日見るようになり流石に頭がおかしくなりそうだったので入院し、そこで初めて断酒会と巡り合うことができました。
断酒会ではお酒を止めさせて頂いているだけではなく人生勉強までさせて頂いています。断酒には息抜きが必要なので遊びも教えてくれています。
私は今、回復過程に居て、日々少しずつ成長させて頂いているのも断酒継続が出来ているからです。断酒は一人では出来ません。私は多くの仲間に支えられ断酒継続半年になります。
精神病院にも通院して診察治療を受けています。
私は反社会性パーソナリティ障害と注意欠陥多動性障害と診断されています。
私のアルコール依存症の回復とは、自分の根っこの部分にある生きづらさを生きやすさに変えていくことです。
そのためには断酒会にしがみついて離れません。
本当に断酒会に繋がることができて私は幸せです。
私はこれからも焦らずゆっくりとアルコール依存症回復への道を歩んでいきます。