1. ホーム
  2. 心の病気とメンタルヘルス
  3. メンタルヘルスクリニックというところ

メンタルヘルスクリニックというところ

メンタルヘルスクリニックというところ

通うのは敷居が高いと思っていたメンタルヘルスクリニックだったが、いざ通ってみると、患者の多さに驚く。常に数人が待っている感じで、ときには座る場所を探す程だ。

オフィス街の一角にあるせいか、待合室にいるのは、会社帰りのサラリーマンやOL風の人ばかりだ。ここのクリニックで暴れているような人を見たことがない。ごくまれに付き添われている人を見かけることもある。

一見、待合室の内装等、内科の病院のようにも見えるが、診療科目に内科はなく、精神科、神経科、心療内科だけだ。暗黙の了解のような感じで、じろじろ患者さんを見るのは差し控えている。

自分も見られたら嫌だと思うからだ。

自分の番が来て、診察室に入ると、先生が「どうですか?」と最近の症状や状態を尋ねるところから始まる。
心の状態や近況を話す。その間、5分かせいぜい10分くらいのものだと思う。

そのときどきの気持ちや悩みを話すこともあるので、少し突っ込んだ世間話と言った感じだ。何を話しても構わない気安さや、笑顔で面白い話をしなくてはといった緊迫感を感じなくてよいのは楽だと思う。

それでも少し緊張してしまう自分がいる。話が弾む日もそうでない日もある。

先生の受け答えも、ごく一般的なことだ。

物足りない感じがしなくもないが、以前ほど症状は逼迫してはいないし、待合室で待つ他の患者さんの事も気にかかる。

カウンセリングならば、予約をして一定時間カウンセラーと話すのだろうけれど、通っているクリニックは、カウンセリングルームではない。

先生が最後に掛ける言葉は、決まって「食べれてますか? 眠れてますか?」だ。
必ず聞かれるので、食欲がなく眠れないというのは大変なことなんだと思う。

私は、どちらかかというと、過眠、過食の方だから当てはまらない。「食べれて眠れています」で、診察は終わりとなる。

処方薬のメイラックスは、平日に飲んで、休みの前の日等はお休みしていいと言われている。だから、特に土日に出かける用事がなければ、金曜と土曜の夜は飲んでいない。飲まなくて大丈夫そうなら、1錠の半分を飲むか、飲まなくてもいいそうだ。

最初かなり抵抗のあった薬を飲み続けることにも今は慣れてしまった。
待合室で待つ人達が、どんな症状で来ているかはわからない。

鬱病? 躁鬱病? 不眠? 自律神経失調症? パニック障害? 社会不安障害? 統合失調症? ただ、ここに来ている人の数だけ悩みがあるんだろうと思う。




「生きづらい。それでも生きていく」 サイトについて

人と関わることががうまくできません。メンタルが弱くて、打たれ弱くてすぐにへこんだり、体力がなくて人と同じようにできなかったり、他の人が楽しいと感じることが苦痛だったり…生きづらさを抱えながら毎日を過ごしています。普通の人と同じようには生きられないけれど、それでもどうにか、生きています。そんな日常を綴っていきます。


「みんなの生きづらさ」募集について

あなたの「生きづらさ」は何ですか。
ご自身が感じる日頃感じる「生きづらさ」を投稿して戴ける方を募集しています。
働きたくても働けない。仕事が続かない。非正規雇用の働き方から抜け出したい。働いてもワーキングプアから抜け出せない。コミュ症で周囲とうまくコミュニーションが取れない。対人関係に悩んでいる。友人関係がうまくいかない。自分を好きになれない。容姿に自信がない。…等、なんでも結構です。
溜まった辛さを吐き出して、少し身軽になってみませんか。
「みんなの生きづらさ」募集についての詳細はコチラ


リンクについて

リンクについての詳細はコチラ



過去記事



よく読まれている記事